広告以外で理想の見込み客を最初から集める3つの方法

こんにちは。セールスコピーライティング普及協会、認定ライターの石井です。

高額バックエンド商品を持つ起業家の、一般的な見込み客の集客からバックエンドセールスの流れは次の通りです。

具体的な媒体・手法必要なスキル
広告、既存メルマガ、SNS、YouTube、ブログ、書籍広告運用、SNS運用、SEOライティング、ブックライティング等
メールアドレス取得用LP(オプトLP)セールスコピーライティング
ステップメール、LINE公式
フロントセミナー集客用のLP
フロントセミナー、個別説明会セミナーセールス
バックエンドセールス

ただ闇雲に自分の商品に合わない見込み客を集めようとしたところで、②③④⑤の過程で離脱率は大きくなります。

なるべく広告費を抑えながら、バックエンドの成約に繋げるなら、次の3点の壁を打ち破ることが必要です。

  • ①で最初から理想的な顧客を集める
  • セールスコピーライティングで②③④で離脱させない
  • 成約率の高いセミナーセールスをする

①については、様々な方法があり、必要なスキルは上の表の通り違います。

私は、セールスコピーライティングだけでなく、SEOライティングやブックライティングも専門領域です。

そこで、今回は様々な媒体でライティング経験のある私が、集客の最初の壁となる①の工程で、広告以外で最初から理想の顧客を集める3つの方法を解説します。

目次

自分の商品に合ったSNSを運用する

SNS運用でよく利用されるのは、言うまでもなくFacebook、Instagram、X(旧Twitter)でしょう。

経営塾・起業塾などではFacebook、Instagramがよく利用されており、副業や投資スクールなどはXも利用されている印象です。

今ではYouTubeも、見込み客の集客では欠かせなくなっていますが、ある意味動画主体のSNSと言えるでしょう。

各々の一般的なSNSの特徴については、次の通りです。

 手間拡散力顧客の質特徴
Facebook×30~50代中心。個人アカウントの場合はビジネスの発信ばかりでは嫌われる。
Instagram有形商品では必須。無形商品でも紙芝居系の画像投稿による集客が一般化。
X拡散力は強いが、顧客の質が落ちる傾向にあり。
YouTubeブログと同等にノウハウを詳細に発信しやすく、興味付けがしやすい。

どのSNSにも、バックエンド商品によって向き不向きがあります。

ブログで出し惜しみなくノウハウを発信する

ブログで出し惜しみなくノウハウを発信するのも、昔からよく行われている手法です。

ブログの媒体というと、大きく分けるとWordPressかアメブロになります。

いずれにしろ、できるだけノウハウを出し惜しみなく発信することが重要です。

しかし、ブログの読者の大半は、商品・サービスのことをよく知らないので、あまり難しく感じるテーマは避けた方がいいでしょう。

「自分にはできない」と思わせてしまうと離脱されます。

読者が求めている情報は何かを考えることが大切です。

詳細は、以下の記事をご覧ください。

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WordPressでブログを投稿する

Googleの自然検索で上位を狙うSEO対策を意識するのであれば、WordPress一択です。

ブログ⇒オプトLPの流れを作り、各記事がGoogleの自然検索で上位表示されると、自動的に集客できる流れが生まれます。

商品に適した検索キーワードを選定して、検索者にとって必要な情報を網羅することで、SEO効果は上がりますし、理想的な顧客を集めやすくなります。

逆に検索者にとって必要ではない情報まで網羅してしまうと、SEO効果はなく、顧客も興味を抱かないので離脱します。

いくら「これだけは伝えたい」ということがあっても、検索者が求めていない情報はニーズがないので、離脱される可能性が高いです。

もし、とびっきりのコンテンツが、検索キーワードにないテーマだった場合は、読者の頭にない可能性が高いです。

そういうコンテンツであれば、ある程度商品・サービスについて認知のある読者が多いメルマガで発信していくといいでしょう。

また、Googleに高く評価してもらい、自然検索で上位に表示されるには、次のE-E-A-Tの要素が求められます。

経験(Experience)自分自身や顧客の実体験、詳細な事例。
専門性(Expertise)自分自身が持っているオリジナルなコンテンツなどの専門性が高い内容。
権威性(Authoritativeness)ブログ運営者が、ブログテーマにおいて認知され、権威があること。
信頼性(Trustworthiness)発信している情報が、明確なエビデンスがある一次情報をもとにしていること。公的機関等のエビデンスは積極的に引用する。特にYMYL(幸福・健康・お金等)のテーマでは重要視される。

Googleの自然検索上位10記事をもとに記事をまとめるだけで上位表示された時代は終わっています。

SEOライティングの基本は、検索者が求めている情報を網羅できているかどうかです。

なお、SEOライティングの基本や、具体的な手順については、以下の記事をご覧ください。

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今さら聞けない SEOライティングの基本 - セールスコピーライター養成講座 こんにちは。 セールスコピーライターの鈴木恵理です。 今日のテーマは、最近 当協会にもお問い合わせが増えている

こればかりはコントロールが難しいですが、過去記事のリライトなどで改善していくと、復活することがあります。

SEO効果の高いブログにするには、ある程度良質の記事を量産しないといけないので、リソースがある方や記事を外注できる方に相談しましょう。

SEOライティングについては、以下のツールを使うことがおすすめなので、参考にしてください。

ラッコキーワードサジェストキーワードの洗い出しができる。
ラッコツールズ(見出し抽出)検索キーワード上位記事のタイトル、見出し(h2,h3)を一元的に確認できる。読者ターゲットや検索意図、読者の知りたい情報を把握しやすい。
キーワードプランナー各キーワードの検索ボリュームを把握できる。Google広告を利用していない場合はUbersuggestで代替可。
ruri-co類似率の高いキーワードを調査できるので、カニバリゼーション(重複コンテンツ)対策ができる。より適切なキーワードを見つけ出す際にも役立つ。
Google AnalyticsPV、滞在時間、直帰率などブログにアクセスしたユーザーの行動がわかる。
Google Search Consoleユーザーが検索してきたキーワードなど、ブログにアクセスする前のユーザーの状況を分析できる。
Insight Journeyペルソナの属性や悩んでいることを自動的に詳細に分析してくれるAIツール。
ChatGPTAIツールの代表的存在。 記事のネタ探し、キーワード抽出、記事タイトル・記事構成・本文作成の助勢に活用
Genspark検索キーワードを入力すれば瞬殺でブログ記事を作成してくれるAIツール。そのまま利用するには危険。記事構成のヒントになったり、発信する情報の取りこぼしがなくなる程度。
Yahoo!知恵袋検索キーワードを入力することで、読者の知りたい情報や悩みを把握でき、記事のネタ探しに役立つ。

アメブロでブログを投稿する

アメブロは、気軽に始められる反面、SEO効果は期待できないので、SNSとの連携と、アメブロユーザーのファンを増やすことが大切になります。

検索キーワードを意識する必要はありませんが、商品に関連するキーワードをラッコキーワードなどで洗い出してみると、ネタは見つけやすくなります。

上記の通り、Yahoo!知恵袋やChatGPTなどのAIツールも、ネタ集めには有効です。

コンテンツを体系的にまとめた書籍を出版する

SNSやブログに比べるとハードルは上がりますが、書籍を出版して、バックエンドに繋げていくこともおすすめです。

  • コンテンツを体系的にまとめることでバックエンド商品に強く興味付けできる
  • 書籍を出版したという権威性ができる
  • 書籍をきっかけにメディア出演依頼が増えてますます権威性ができる

書籍の出版というと、出版社を通さないKindle出版も人気ですが、基本的にはあまりおすすめしません。

出版社を通した商業出版で読者にとっては信頼性が生まれますし、編集者の手が加わることで、より読者にとってわかりやすい内容になるからです。

商業出版する際は、次の流れで書籍を執筆していきます。

  1. 企画書を作成する
  2. 目次構成案の作成(①と同時並行が多い)
  3. 出版社が決まる
  4. 目次構成をもとにして執筆を進める
  5. プロローグ、エピローグ、付録(付章、箸休め用のコラムなど)の執筆
  6. 読者限定特典の作成(必要な場合)
  7. ゲラチェック
  8. 出版

書籍を制作する際は、自分で執筆するか、ブックライターに依頼(費用目安:1冊40~80万円+印税按分)することになります。

執筆が得意な方は、自分で執筆してもいいですが、70~80%の自己啓発書や実用書はブックライターに依頼していると言われています。

ブックライターに依頼する際は、講座のコンテンツなどを共有しながら、各章ごとに取材をしてもらいましょう。

【まとめ】SNS、ブログ、書籍で広告費をかけずに理想の顧客を集める

以上、広告以外で理想の顧客を集める手段について解説しました。

SNS広告、リスティング広告などはもちろん重要ですが、普段のSNSやブログ、書籍など広告以外の方法も試した方がいいでしょう。

いずれもノウハウを出し惜しみなく発信して、ファンを獲得していけば、自分のサービスと相性の良い、LTVの高い理想的な顧客を集めることができます。

ただ、いずれもリソースのかかる方法なので、自分に合った方法を優先的に取り組むようにしましょう。

見込み客を集めることができたら、LP、ステップメールなどでフロントセミナーに誘導して、バックエンド商品の契約に繋げます。

フロントセミナーへの集客と、バックエンド商品の成約率両方上げる方法については、以下の記事をご覧ください。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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