こんにちは!セールスコピーライティング普及協会、認定ライターのおぎわらです。
皆さんが集客したい人は、どんな人ですか?
ビジネスによっては、男性がほぼ8割という方もいれば、100%女性という方もいらっしゃると思います。
実は、男女によって、刺さる訴求やベネフィットは違うもの。
男性には刺さるけど、女性にとってはドン引き…というものもあれば、女性には刺さるけど男性にとってはその良さが分からない…というものもあるのです。
そこで今回は、論理的に知って意図した集客を叶える、男女別刺さるベネフィットの伝え方をお伝えします。
大前提として、脳そのものに男女の違いがある
男女脳の違いをよく実感できる例として挙げられるのは、夫婦喧嘩かと思います。
夫婦喧嘩の際、男性はケンカのキッカケになった物事に対して説明しますが、女性は過去・現在・未来についてまで話そうとする…ということは、ありませんか?
これは、大前提として、脳そのものが男女異なるからなのです。
何千年も前、男性という種族は筋力等体の特徴を活かし、狩りをして生き延びてきました。
一方女性は、筋力等の身体的な特異性は無いため、採集等で生き延びてきたのです。
男性は狩りをして生き延びてきましたので、誰が獲物にとどめを刺したのか、誰が一番多く獲物を狩ったのかで優位性を付けてきました。
一方女性は、妊娠・出産・育児という本能を持っているため、集団の中で生き延びるため、集団の中で評価されることに重きをおいてきたのです。
このように、人として遡っていくと、そもそも男性と女性が大切にしているものが全く違うということに気付くはずです。
他にも、以下のような違いがあると言われています。

男女別 刺さる表現の違い具体例
前述した通り、本能として、男性は集団の中でのNo1を欲しており、女性はより優秀な子孫を残すためのOnly1になることを望んでいます。
これを、見込み客を前のめりにさせるベネフィットに当てはめると、以下のように活かすことができます。
男性が魅力的に感じやすい訴求
- ピラミッドの頂点
- 視覚的な(数字としてわかる)実績
- 社会的な権威性
- 上司や部下等、上限関係から評価されるもの
- 勝敗(他者評価)が分かりやすいもの
社会的な権威性とは、医者、弁護士、大手企業、その分野の代表的な有名人等を指します。
ビジネス書籍で見る分かりやすいタイトルで例えると「トップ1%の~」という表現や、「大手企業が実践している~」、「神〇〇」「超〇〇」などが当てはまるでしょう。
女性が魅力的に感じやすい訴求
- 円、調和が得られる
- 感覚的な(体感や感情など)満足度
- 一般的な話題性
- 友人、家族など、並列関係から評価されるもの
- 自己評価が上がるもの
男性とは逆に、権威性にはあまり興味がなく、一般的な話題性が高いかどうかを優先します。例えば、どこの誰か分からないお医者さんより、Instagramのインフルエンサーや芸能人を信じるというようなものです。
ビジネス書籍で見る分かりやすいタイトルで例えると「不安0%の~」「あなたも家族もラクになる~」「頑張らなくても上手くいく」などが当てはまるでしょう。
視覚的に伝えるセールスでの活用ポイント
前述したように、戦略的に使うワードを選べば、男性を集客したいのか?女性を集客したいのか?をコントロールすることができます。
しかし、言葉だけでは正確に伝えることはできません。
そこで、見込み客とのベネフィットイメージをすり合わせるためにも、男性客に刺さる画像、女性客に刺さる画像をそれぞれ使用していくと、より意図的な集客が叶います。
男性が魅力的に感じやすい画像
- ステータスを感じやすいもの
例)高級車、海外旅行、タワーマンション等 - 大人数の中での講演会
- 社会的権威性を持つ人との写真

女性が魅力的に感じやすい画像
- 周りの人間関係に満たされた写真
例)家族との旅行、休日や趣味を楽しまれている様子等 - 受講生やお客様に囲まれたセミナー
- 一般的な話題性のある方との写真

男女それぞれ、魅力を感じやすい画像を見ていただくと分かるかと思いますが、男性は物質的なモノに対する欲求が高く、女性は関係性に対する欲求が強く感じられます。
男性向けのベネフィット画像として使用する場合、無理に“人”が映り込んだ写真でなくても、物から魅力やステータス感が伝わることもあります。
女性向けのベネフィット画像の場合は、関係性や感情を優先的に伝えた方が魅力が伝わりやすいため、“人”が映り込んだ写真が多くなります。
ベネフィットを伝えることは、購買意欲を刺激することに繋がります。
見込み客がどのようなベネフィットを望んでいるか?を意識し、集客したい人に合わせてベネフィットを伝えられれば、意図的に良質な集客が叶うのです。
見込み客の環境が分かれば、ベネフィットがわかる
ここまで、男女別ベネフィットの伝え方としてお届けしてきましたが、一概に、男性だから、女性だから…で分けられるとは言えません。
昨今では、“草食男子”“肉食系女子”という言葉があるように、女性だけど男性的な考え方をする方も、その逆である方もいらっしゃいます。
男性が専業主夫になり、女性と同じように家事・育児をするようになると、女性と同じタイミングで同じような思考をするようになりますし、女性が男性が多い職場に就き、数字や結果重視の環境に身を置くと、男性に近しい思考を持つようになるからです。
本能としての前提はありますが、結局のところ、見込み客として集客したい方がどのような環境に身を置いているかで、男性的な思考をするのか、女性的な思考をするのかが異なってくるのです。
集客したい見込み客の詳しい状態を知るリサーチを詳しく行えば行うほど、セールスでの成約率も変わります。
以下の記事も参考になりますので、併せて読んでみてください。


是非、見込み客の環境や状態を知って、男性寄りなベネフィットか、女性寄りなベネフィットかを戦略的に伝えていきましょう!