こんにちは。
セールスコピーライティング普及協会 認定ライターの重田です。
現在、私はケニアで金鉱山会社の広報を担当しておりまして、ケニア人をはじめその他のアフリカ諸国の人々と交流する機会が多いです。
そんな交流の場で度々聞く言葉であり、怒りがこみあげてくる言葉があります。
それが・・・
「Give me money.(ギブ ミー マネー)」
直訳すると、”私にお金をください”という意味ですが、日常はもちろんケニアの国際空港でもこの言葉を聞いた程ですから、この「お金をください商法(勝手に命名しました)」は、日常茶飯事に起きています。
日本の日常とはかけ離れている内容に「日常茶飯事は盛りすぎでしょ」と思われた方もいるかもしれませんので、実際に起きた出来事からわかりやすい事例を3つ厳選してご紹介します。個人的には3つ目の事例がかなり面倒くさかったです。
ハウスキーパーの賃上げ交渉
週に3回、滞在している拠点を掃除したり、洗濯したりするハウスキーパーが来てくれるのですが、2週間に1回以上は、賃上げ交渉されます。
誤解のないようにあらかじめお伝えしますが、給料は現地の相場に合わせて設定されていて、作業量に対する金額にしては、やや高めの設定なので不満はないはずです。
しかし、現地に住んでいる方に比べて大きめの家に住んでいて、テレビやパソコンなどの家電も充実していて、なにより日本人だからお金は持ってるだろう。と思われているのか、スキあらば賃上げ交渉を持ち掛けてくるのです。
例えば
「1日ずっと掃除してるんだから賃上げしてほしい」
仕事の事情でスケジュールを変えることになったときは
「日程ずらされたから賃上げしてくれないか」
さらに、最近起きているガソリン不足問題が起きてるときには
「ガソリンの値上がりで交通料金が上がったから、交通費多くして」
事前に契約している内容をもとに毎度、毎度、説得をして、理解してくれているはずですが、よりたくさんのお金が貰えるチャンスだと思ったら、怯むことなく交渉を繰り返します。
飲み屋のライター案件
※火を付けるライターです。
これは飲み屋で煙草を吸おうとした場面での話です。
ライターを忘れてしまったので店員に「ライターを貸してくれませんか?」とお願いしたところ、「〇〇ケニアシリング(ケニアの通貨)で売ってやるよ」と言いながら、他の客が忘れたであろう半分の容量しかないライターを渡されました。
それからは
私「煙草に火をつけるだけで買うつもりはないんだけど」
店員「だったらあなたにライターを渡せないよ」
みたいなやり取りの後に、結局、購入する羽目になりました。
ちなみに、インド料理店のインド人店員に同じお願いをしたら、料金を請求せずに快く貸してくれました。
空港職員が昼飯代を請求する
これは今年の2月末に、日本へ一時帰国するためにナイロビ空港で荷物検査を受けたときの話です。
日本にいる家族や友人へのお土産をスーツケースに入れたところ、空港職員に止められて、「なんでこんなに大量買いしてるんだ?」と聞かれました。
色々事情を説明しましたが、次から次へと不当な難癖を付けて解放してもらえず、終いには「俺に昼飯代をくれたら通してやるよ」と言ってくる始末。
飛行機に持ち込んではいけない物は一切入っていませんし、ひどい言いがかりをつけているのがわかったので、スマートに対応をして無事に昼飯代を払うことなく通してもらいました。
ケニアではチャンスがあれば強引に”お金が欲しい”と交渉してくる
3つの事例をご紹介した通り、ケニアでは「お金をください商法」が日常茶飯事に起きています。
なぜ、このような風習があるのか?どのような教育がなされていたのか?勉強不足で分からない部分ではありますが、「お金を手に入れる」という目的を果たすための行動力は、ぜひとも見習いたいと感じました。
しかし、「Give me money」では強引で直接的すぎます。自分の利益しか考えず、相手のメリットが感じられない交渉では相手に嫌な気持ちを与えるだけなので、相手にメリットを提示できるかどうかがかなり大事であることを身をもって体験できました。
やはり、営業するマインドだけでは契約には至りません。交渉するタイミングと、そのタイミングに合った魅力的なオファーの両方がなければいけません。
ケニア人勝りの営業精神とセールス技術を同時に手に入れるには?
営業に苦手意識を持っていたり、営業しているのになかなか契約を勝ち取れなかったりと、ご自身の営業力・セールス力に課題を持っている方は多いのではないでしょうか?
もちろん、私がこれまでケニアで遭遇した人のような「Give me money」の精神で、ガツガツ営業するだけで契約できるほど簡単な話ではありません。
しかし、とある講座のカリキュラムだけは”例外”です。
Zoomはもちろんリアルのフロントセミナー説明会(プラットフォームセリングとも言います)で、成約率100%を目指す方法を公開している、嘘みたいなセミナーが開催されています。
この講座のカリキュラムを一言で表すなら、「一対複数のプレゼンテーション技術が体得できる」ものであり、この1対複数の営業ができるようになると1対1の営業も余裕になりますし、オフライン・オンライン問わず縦横無尽に販売・契約に繋げることが可能になります。
まさに、ケニア人勝りの「営業精神」と、「セールス技術」を同時に手に入れられるようなものです。
僕もこの講座の前身となる特別セミナーに参加したことがありますが、このカリキュラムほど「悪用厳禁」という言葉が似合うものは無いと思いますし、そういった意味では「Give me money」の精神が根付いているケニア人には知ってほしくありません。
そのカリキュラムが気になる方は是非とも以下のページから詳細をご覧ください。
くどいようですが、あくまでも「悪用厳禁」ですので。