こんにちは!セールスコピーライティング普及協会、認定ライターのおぎわらです。
セミナーセールスにおいて、BeforeAfterや実績の開示は重要です。数字を伴った結果は、見込み客に安心感や、理想的な未来を見せます。
しかし、同じくらい重要なのが『プロフィール』です。
例えば、1度も骨折をしたことのない人に「骨折したらどれくらい痛いか?」と聞いて、答えを得られるでしょうか?
1度も集客で困ったことのない人に、今現在集客に悩んでいる人の気持ちや立場を考えた回答ができるでしょうか?
自分の気持ちが伝わらない・理解してもらえなさそうと感じる人より、自分と同じ痛みを感じたことがある人から教わりたいと思うもの。
その役割を果たし、より商品・サービスに興味をもってもらえるようになるのが、プロフィールなのです!
そこで今回は、見込み客から共感され「あなたから買いたい」気持ちを育てるプロフィールの書き方について、お届けします。
「あなたから買いたい」気持ちを育てるプロフィールの書き方
- ご自身の生い立ちから現在までを振り返る
- ご自身の商品・サービスをテーマとして結びつける
- ご自身の商品・サービスで得られた気付きをまとめる
以上の順で書き出していき、まとめますので、Wordや用紙などにアウトプットしていくと良いでしょう。
①ご自身の生い立ちから現在までを振り返る
まずは、ご自身の生い立ちを現在に至るまで振り返ってみましょう。
幼少期・学生期・19~23歳・24~29歳・30~34歳・35~39歳・40~44歳…というように、5年前後の時期に分け、それぞれ、どんな生活・学業・仕事等を行ってきたか?それによってどんな経験をしてきたか?を棚卸していきます。
この時のポイントは、ツラかったこと、嬉しかったこと、ありのままに書くことです。
冒頭でもお伝えした通り、人は、自分の痛みを分かってくれる人に聞いてもらいたくなるもの。
挑戦してみたこと、特に苦しかった時期。見込み客が好意や共感を感じられるよう、恥も外聞も捨てて、ありのままに書いてみましょう。
②ご自身の商品・サービスをテーマとして結びつける
①で書き出したご自身の情報を、さらに掘り下げます。
何を感じ、どんな体験をし、それによって何を得たか?まで掘り下げるのがコツです。
きっと、今提供されている商品・サービスへの思いやキッカケに、少なからず繋がっているところが出てきます。
例:マーケティングもできるWEBデザイナー養成講座主宰、おぎわらの場合
例えば、私自身の場合、幼少期に住んでいた自宅近くに電気屋さんがあったため、機械が大好きな子になり、小学生からPCを扱うことに抵抗がなく、Windowsが出る前のDOSでプログラミングを行っていたのが、今のWEBデザイナーという仕事に至る一番最初のキッカケです。
当時、両親は自営業で蕎麦屋を経営していたので、自宅に帰ると誰かしら家に居た…というのが当たり前でした。
自分が子どもを育てるようになった時、会社に所属していて、自分の子どもがカギっ子になる(家で1人待つ)…という状況が想像できなかったのも、今のおうち起業に至るスタートだったと思います。
このように、ご自身の生い立ちや経験、何を感じたか?を掘り下げていき、今提供されている商品・サービスに繋がるキッカケや感情部分を出して結び付けていきましょう。
③ご自身の商品・サービスで得られた気付きをまとめる
ご自身の生い立ちをアウトプットし、今の商品・サービスに結び付けたら、それを客観的に見て、「結局、何に気付いて(何が大切で)今に至ったのか?」をまとめます。
『こんな悩みがある時に、このような解決方法が沢山あるけど、私はそれでは解決できなかった。
思考錯誤して解決していった結果、私のようなタイプの方は、こういう点に気付て、このようなステップで解決しないと、挫折しやすいんだ。
だから、そこを解決できるように、現在の私の商品・サービスがあるんだ。』
上記はまとめの一例ですが、過去のあなたが悩んでいるとして、現在のあなたがアドバイスするなら、過去のどのような経験を活かし解決したらいいか?をまとめましょう。
例:マーケティングもできるWEBデザイナー養成講座主宰、おぎわらの場合
WEBデザイナーとしての仕事獲得をしていくのに、それまで働いていた会社から下請けで仕事をもらう、WEBデザインのクオリティを上げる、PHP等のフロントエンジニアもできるようになる、クラウドソーシングに登録する…など沢山あるけど、結局高単価にはしきれない。案件獲得することすら難しい。
思考錯誤して解決していった結果、フリーランスWEBデザイナーこそ、デザインとWEB集客の言語化が出来ないと、案件獲得に至れないことに気付いた。
だから、クライアントさんに伝わる言語化力を磨く私のサービスがある。
プロフィールは「この人の話を聞きたい!」にさせるファーストステップ
「あなたは過去の私なんです」というメッセージが伝わると、見込み客は、今抱えている悩みや不安を解決した、未来の自分を重ねられるあなたの話を聞きたいと思うようになります。
それによって、「私にも出来そう!」「躓いた時の解決策がすぐわかりそう!」という期待感が持てるようになるのです。
見込み客は、今現在、悩みや不安等の痛みを抱えている、過去のあなたであり、身近な人であります。
あなたがどうやって苦しい時期、ツラいことを乗り越えたのか?そして、今に至るまでを振り返り、何をしていけば最短距離になるのか?
その最短距離を進めるためにまとめたものが、今の商品・サービスであることをスムーズに、魅力的に伝わるよう、是非、プロフィールも見直してみてくださいね!
魅力的なプロフィールを書くために、下記記事も参考になさってみてください。